2009年3月アーカイブ

 ケーブルテレビ(CATV)会社がテレビの地上デジタル放送を顧客に配信する「再送信」サービスで、違法行為が相次ぎ発覚している。長野県では届け出ていない施設での送信が明らかになったほか、静岡県でも同意を得ずに送信していた事実などが明らかになった。総務省は現地企業への説明会を開き、ルールを改めて周知徹底する方針だが、小規模企業が乱立するCATV業界への対応の難しさが浮き彫りになった。

 再送信は、テレビ放送をCATV事業者などが受信し、有線網を介して視聴者に送信する制度で、CATV会社は番組を制作するテレビ局から同意を得る必要がある。ここ数年は、キー局の放送を地方に送信する「区域外再送信」と呼ばれる手法をめぐり、地方局の経営に悪影響が出るなどとして民放側が再送信に同意しないケースがあった。ただ、複数の事例でCATV事業者側が総務相に裁定を求め、送信が認められていた。

 しかし、昨年12月、総務相裁定を申請し、その後、テレビ局側から再送信への同意を取り付けていた長野県の「LCV」と「テレビ松本ケーブルビジョン」が、総務相に申請していない都内の施設を利用して再送信を行っていた事実が発覚した。

 長野県内の施設で送信ができなかったことが理由としているが、県内施設で送信できることを前提に同意を取り付けていながら、その前提自体が虚偽だったことが判明した。さらに2月には、静岡県内の3事業者でも、テレビ局の同意を得ていない施設で再送信を行ったり、一部は同意なしに再送信していた事実が明るみに出た。

 いずれのケースも行政処分が行われており、静岡では3月下旬に総務省の地方局がCATV事業者向けに、ルールを周知させる説明会を実施する計画だ。

 ただ、ルールの周知徹底は簡単ではない。CATV事業者は、再送信だけを行う小規模の企業や組合を含めると、全国で約7万存在する。静岡県で問題が発覚した伊豆地方にも、150余りの組合や企業があると推定されているが、大半は業界団体に加盟せず、「違法行為を行っているかどうか、調べがつかない」(静岡県ケーブルテレビ協議会)のが現状だ。

 キー局番組の地方への再送信は、地方のテレビ局の収益に大きな影響を与えかねない。違法行為が続けば、テレビ局側が再送信への同意を行わなくなる可能性もあり、CATV業界は、困難な課題を突きつけられている。

3月7日8時32分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

3月5日0時0分配信 産経新聞

 世界的な景気後退で、薄型テレビの価格破壊が進むなか、メーカー各社が新技術にプラスアルファの機能を加えた新機種の投入を加速させている。地上波デジタル放送の普及をにらんだ画質、音質の向上にとどまらず、アンテナ接続を不要にするという使いやすさや、消費電力を削減する省エネ機能なども追求。付加価値を高めることで、価格競争によって引き起こされた「薄型テレビ不況」からの脱却を図ろうとしている。

 「アンテナに接続しなくてもハイビジョン画像が楽しめる。新しいテレビスタイルを提案したい」

 パナソニックが4日、大阪市内で開いた新型テレビ「ビエラ」の説明会。開発担当者は新商品の特徴をこうアピールし、「世界初の機能にこだわった」と胸を張った。

 全方位から電波を受信するアンテナとチューナーを据え置き型テレビで初めて内蔵。この技術によりアンテナ線がない場所でも視聴できる。画面サイズは持ち運びに便利な17型で、「1人に1台」のニーズを狙う。17型の通常型ビエラが7万5000円前後なのに対し、今回の新機種の参考価格は9万円。「付加価値によって高い価格でも勝負できると判断した」という。

 「薄型テレビ不況」の背景には、世界的な景気後退の影響を受けた販売の減少と、過当競争に伴う販売単価の下落がある。メーカー各社は昨年まで年30~50%増の成長を見込み積極的に設備投資、強気で増産していたこともあだになった。

 市場調査会社BCNによると、1月の液晶テレビの平均販売価格は前年同期比13%下落して9万7700円(税抜き)となり、初めて10万円の大台を割り込んだ。昨年12月の下落率は2・8%だったが、年が明けて一気に値崩れが進んだ。流通大手のイオンでは今月中旬から韓国メーカー製のDVD付き液晶テレビ(32型)を4万9800円で市場に投入する。

 急速に進む価格破壊に、大手メーカーの開発担当者は「プラスアルファの機能がない、ただの薄型テレビでは値崩れを防ぐことはできない」と打ち明ける。

 2日には、国内シェア3位のソニーも、電子決済ができる「Felica(フェリカ)」をリモコンに搭載するなどした液晶テレビ「ブラビア」の春モデルを発表した。4位の東芝も「倍速機能」を搭載した液晶テレビとしては、年間の消費電力量が従来比で最大29%削減できるという業界最小の省エネ商品を25日以降に発売する。

 薄型テレビ不況で、首位のシャープも戦略の見直しを迫られている。同社も2月に発売した液晶テレビ「アクオス」の新モデルでは、業界トップの省エネ機能を搭載した。今後、環境負荷に関心の高い消費者層にアピールしていく。

 「消費者の目は厳しくなっている。価格に見合った性能がないとなかなか買ってもらえない」と、同社関係者は危機感を募らせる。

3月2日18時35分配信 RBB TODAY

 アイキャストおよびNTTぷららは2日、両社が提供する映像配信サービス「ひかりTV」において、地上デジタル放送IP再送信の提供エリアを、24日より神奈川・愛知に拡大すると発表した。

 提供条件は、契約回線がNTT東日本・NTT西日本の「フレッツ 光ネクスト」で、提供エリアは、神奈川県、愛知県内の「フレッツ光ネクスト」提供エリア。視聴可能チャンネルは、神奈川県はNHK総合・東京、NHK教育・東京、tvk、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ、放送大学。愛知県は東海テレビ、NHK教育・名古屋、NHK総合・名古屋、中京テレビ、CBCテレビ、メ~テレ、テレビ愛知。追加料金は不要で、「ひかりTV」各プランの月額基本料金内で視聴可能。

 「ひかりTV」が提供する地デジIP再送信は、NTT東日本・NTT西日本が提供する「フレッツ光ネクスト」を通じ、アンテナがなくても、また、アナログテレビ受像機でも、地上デジタル放送を視聴できるサービス。対応チューナーに「フレッツ光ネクスト」とテレビを接続すれば、簡単に利用できる。現在は東京・大阪でのみ再送信中。

2月27日10時3分配信 japan.internet.com

 地上デジタル放送の完全移行まであと2年あるはずが、なんと1年早まる可能性が出てきている。地上デジタル放送の特徴は美しいハイビジョン映像を楽しめる点だが、そのためにはハイビジョン対応のテレビが必要なる。

 

 こうしたこともあり、地上デジタル放送の完全移行まで、家電メーカーの液晶テレビの販売競争にも激しさを増している。当初は高価格であった液晶テレビも、ここにきて低価格が進んでいるが、まだ手が出せない人も多いようだ。

・地上デジタル放送への完全移行が1年前倒しか、対応テレビ購入者には支援金支給も検討 - GIGAZINE

 地上デジタル放送への移行を背景に、ソニーは業界最高の低消費電力を実現した大型フル HD パネル搭載の液晶テレビ「ブラビア」V5 シリーズを発売した。V5 シリーズは、画面は高画質でありながら電力消費を今までより抑えたエコロジーにも配慮されているのだ。

そこで今回は、最新のハイビジョン液晶テレビ「ブラビア」の省エネ技術をみてみよう。

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教えて地上デジタル放送
地上デジタル放送の新常識
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