はしかとは、麻疹と書く
麻疹(ましん、英Measles、元の用字は痲疹だが、漢字制限によって麻疹と書かれるようになった)とは、ウイルス感染症の一種。「麻疹」と書いてはしかとも読み、一般にはこちらの方が知られている。伝染力が強く、日本では一生に一度はかかると言われている。
発症すると、発熱(39℃程度の高熱となることが多い.に、咳、鼻汁、結膜充血、眼脂といったカタル症状を伴う。発熱2~3日目で頬粘膜にコプリック(Koplik.斑が出現する。コプリック斑を認めれば特異的な診断価値が高い。カタル期は3~4日間続いた後、いったん解熱する。
カタル期の後にいったん解熱するが、半日ほどで再び39~40℃の高熱が出現し(二峰性発熱.、発疹が出現する。発疹は体幹や顔面から目立ち始め、後に四肢の末梢にまで及ぶ。
発疹は鮮紅色で、やや隆起している。特に体幹では癒合して体全体を覆うようになるが、一部には健常皮膚を残す。
発熱・発疹のほか、咳・鼻汁もいっそう強くなり、下痢を伴うことも多い。口腔粘膜が荒れて痛みを伴う。これらの症状と高熱に伴う全身倦怠感のため、経口摂取は不良となり、特に乳幼児では脱水になりやすい。
発疹期は発疹出現後72時間程度持続する。これ以上長い発熱が続く場合には、細菌による二次感染の疑いがある
解熱後も咳は強く残るが徐々に改善してくる。発疹は退色後、色素沈着を残す。回復期2日目ごろまでは感染力が残っているため、学校保健法により解熱後3日を経過するまでは出席停止の措置がとられる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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