中古車選びのコツ(前編)
買わせたクルマはプジョー306を2台に、メルセデスベンツW123、レガシィランカスターなど。
意外と自分の趣味を隠して公平におすすめしていることが分かります(?)。ちなみにカーセンサーの調査では販売店に最も嫌われるのが、買う人についてきた「自称・クルマに詳しい友人」。
クルマの知識をひけらかし、店の人の説明をぶち壊しにするあたりが嫌われる原因とか。僕も若い頃やったことあるなぁ。反省しなきゃ......。
さて今回の相談者は、以前もレガシィランカスターをお買い上げいただいたスノーボード仲間。
まだ20代半ばだった5年前に買ったランカスターをいたく気に入ったようで、今回も本命は後継車のアウトバックです。
ちなみにランカスターは新車の1年落ち、ディーラーの所長さんが使っていたフルオプション付きというモノ。それに味をしめた彼は、今回も走行1万キロ以内で試乗車上がりのアウトバックに的を絞っていたのですが、どうやら強力な対抗馬が出現したようで、相談されたという次第です。
「XC70もオールロードクワトロもランカスターのパクリだ」と言い張っていた彼ですが、三十路を迎え輸入車のステータスに目覚めた様子。
ただお値段はアウトバックが新車時で諸費用コミ300万円台後半なのに、XC70は600万円弱。当然、アウトバックの高年式を狙っていた彼の予算 300万円だと3~4年落ちくらいの物件になってしまいます。
この2台のクルマ自体としての評価はけっこういい勝負です。アウトバックのウルトラスムーズな水平対向6気筒エンジンと、信頼の四駆システムはいいものの、高速道路の移動が多いスノーボーダーには乗り心地がちょっとヒョコヒョコするのが残念(むしろこの点ではレガシィ3.0Rの方がいい)。
また、だいぶ良くなったものの内装のクオリティはボルボにいまだ及ばず。いっぽうXC70は生活四駆に毛が生えたくらいの四駆システムがスバルのセンターデフ付きの本格的四駆システムと比べると少々見劣りする。
独特な5気筒エンジンのせいなのか、駆動系のせいなのか、低速域で安っぽい振動が出るのもイマイチ......。
しかし重厚な乗り心地と内装の豪華さ、そしてボルボという名前は所有欲を満たしてくれるはず。実利のアウトバックか、見栄えのXC70か。
この2台に限らず、国産の新車(もしくは高年式現行型)と、輸入車の少し格上3~4年落ち中古車って、悩みとしては結構多いパターン。
フィットとプジョー206とか、アテンザやレガシィB4とBMW3シリーズとか。決め手は人それぞれだと思いますが、中古車である輸入車側の程度が大きく関わってくるのは間違いないでしょう。
次回は中古車として程度の差が最も激しい(と僕は思っている)3~4年落ち中古車の実態と、彼が購入したクルマの決め手について迫ってみます。

