喫煙は誰にとっても有害だが、すでに心血管疾患などの合併症リスクがある糖尿病患者には、特に危険である。
喫煙している糖尿病患者は、喫煙期間の長さに関係なく、禁煙することで健康状態が改善する。米国糖尿病協会(ADA)は、糖尿病患者の喫煙に伴う危険性を下記のように述べている:
・喫煙は、組織内の酸素量を減少させ、心臓発作や脳梗塞を引き起こす。
・コレステロールや血圧を上昇させ、心臓発作リスクを高める。
・血管を収縮、損傷させ、足の潰瘍を悪化させる。
・神経や腎臓の損傷リスクを上昇させる。
・風邪などの呼吸器疾患リスクを上昇させる。
・血糖値を上昇させる。
・喫煙者では非喫煙者に比べ、心血管疾患による死亡リスクが3倍高い。
(HealthDay News 1月22日)
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