これから儲かる投資信託の探し方はコレ!
「1万円から始められる」「銘柄選びの必要がない」などの理由から、個人投資家の人気を集める投資信託。しかし、実際に投資信託を購入してみようとすると、たくさんの種類の投資信託があって、「どの投資信託にしようかな?」と悩む人も多いと思います。
私も年に1本か2本は投資信託を購入します。2005~2006年はインド株ファンドとアメリカ株ファンドを購入し、インド株についてはすでに売却してしまいました。そこで今回は、儲かる投資信託の探し方について解説していきたいと思います。
AllAboutガイド:横山 利香から引用
投資信託の価格は投資している金融商品に左右される
投資信託は、株式や債券など、日々価格が変動する金融商品に投資している金融商品です。そのため、株が値上がりすれば投資信託の基準価額も値上がりし、株が値下がりすれば基準価額も値下がりします。これは、他の金融商品に投資している金融商品でも同じように考えることができます。
投資信託の価格の動き方について知りたい人は、「長期なら、投資信託はいつ買っても儲かる?」をどうぞ。
どのような金融商品に投資している投資信託なのかを知りたい場合には、投資信託の目論見書(もくろみしょ)を見ます。目論見書にある運用内容の欄を確認すれば、どのような投資方針なのかを一通り把握することができます。
具体的に投資信託と株を比較してみる
日経平均株価と日経225のインデックスファンドを、具体的な価格の動きを表した図(チャート)を利用して比較してみます。
それぞれが同じように動いているのがわかります。つまり、株に投資する投資信託の場合には、株と同じように取引するタイミングを考えることが必要になるのです。
●日経平均株価(にっけいへいきんかぶか、日経225)とは、東京証券取引所第一部上場銘柄株式を対象とした株価指数で、東証株価指数 (TOPIX) と並んで日本を代表する株価指数。日本経済新聞社が毎分、算出・公表しており、著作権なども保有する。
●ノーロードファンド(No-load Fund)とは、販売手数料がかからない投資信託のこと。無手数料と記載される場合もある。
日本では、ミリオン、マネー・マネージメント・ファンド(MMF)、マネー・リザーブ・ファンド(MRF)などを連想する向きが多いが、アメリカ合衆国などではインデックスファンドを中心に種類は多い。日本でも、日経225投信など種類を増やしつつある。
欠点として、一般的な有料ファンド(ETFなど)に比べて信託報酬は高めである。
一般的な有料ファンド(上場投資信託 (ETF) など)は、下がると買い進めて長期保有(長期投資)するのに向いているのに対し、ノーロードファンド(日経225投信など)はトレンドを見極めて重点的に買うことが要求されるので、短中期投資に向いていると言われる。
今後有望な投資テーマを探す
投資信託は投資対象となっている金融商品の値動きに左右されることを解説しました。たとえば、株が大きく値上がりすれば株を投資対象としてる投資信託の価格は値上がりしますし、外国の株が値下がりすれば外国の株に投資する投資信託は同じように値下がりします。
友達と有望な投資先がどこか話し合ってみると、いい発見があるかも!
つまり、儲かる投資信託を探す時には、「次は株が有望そうだ」とか「次は外国株が有望そうだ」という風に、その時点から将来にかけて値上がりしそうな金融商品を探すことが必要になってくるのです。そして、今後有望そうな投資先を発見できたら、その投資先を投資対象としている投資信託を探して購入すればよいのです。
ファンドマネージャも確認しいおく
投資信託の種類が異なれば、運用してくれるファンドマネージャが異なります。投資先が同じ投資信託であっても運用しているファンドマネージャが異なれば、そのファンドマネージャの運用次第でパフォーマンスに差が出てくることになります。ですから、どんなファンドマネージャがどのように運用しているのかといったことも同時に確認しておきます。
投資信託の販売窓口は銀行や郵便局にも広がっています。そのため、金融機関の人から「一番売れていますよ」などの言葉を聞くこともあるかもしれません。しかし、儲かる投資信託は、その時人気のある投資信託ではなく、これから儲かる投資先を対象としている投資信託です。これから儲かりそうな投資対象を自分で探して、納得できる投資信託を選ぶことが大切です。